2007年09月22日

旅と読書

本編にも書きましたが、上海に行って来ました。

 旅に読書は欠かせません。今回は村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)」1冊だけを持っていきましたが、もう1冊ぐらい持っていってもよかったかなと思っています。普段の生活の中で小説を読むことは、特に最近ではほとんどありません。以前は読んでいましたが、ブログを始めてからはブログに関係した本を読むことが多くなったためかなと思います。ちなみに村上春樹ははじめて読みました。機会があれば他の著作も読んでみたいと思います。今度は長いものがよいかな?
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2006年10月30日

ピーター・フランクル著「ピーター流わくわく旅行術」

近いうちに中国に行くということで、旅行の本です。ピーター・フランクル著「ピーター流わくわく旅行術」岩波ジュニア新書、¥777

著者のピーター・フランクルさんについてはあらためて述べるまでもないと思いますが、数学者にして大道芸者、ユダヤ人にしてフランス国籍を有し、日本に住む人です。12か国語をしゃべり、世界60か国以上を訪問されているそうです。

 私もピーターさんのような旅行スタイルに好感を持ちます。いわゆる「ツアー」に参加したこともありますが、あの、旗持ってる人の尻にくっついて歩くというのがなんとも屈辱的ですよね(笑)。あれは私にはできません。

 「ツアーじゃないとダメ」とおっしゃるかたの中には、ことばのことを心配される向きもありますが、あれはぜんぜん気にしなくていいですきっと(笑)。通じさせようという気概さえあれば、向こうも手を変え品を変え、私たちにわかるように語ってくれますし、辞書を引きながら、身振り手振りでいろいろ教えてくれます。極端な話、こちらは日本語でかまいません。大切なのは理解しあおうとする意志ですから。

 しかし、なかなかこんなふうに軽やかな旅をすることはできません。なんといってもピーターさんは有名人ですし、誰もが彼のように12か国語をしゃべれるわけでも、ジャグリングできるわけでもありません(笑)。それでも、本を読んでいると、彼と同じことが簡単にできるように思えてしまいます。

 ピーターさんは、旅行の目的は「人との出会い」だとおっしゃいます。旅先で友人を作るのはなかなかむずかしいと思うのですが、果敢に挑戦すべきだと思います。私などはせいぜい市場で買い物をするぐらいかな。

 あ、私は床屋に行くのが好きで、旅先でよく切ってもらいます。しょーもない話をしながら、というかお互いあまり理解していないのですが(笑)、適当に切ってもらっています。毎回旅の楽しみの一つなのですが、今回はいけるかどうかわかりません。
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2006年10月02日

武田徹著「調べる、伝える、魅せる!―新世代ルポルタージュ指南」

武田徹著「調べる、伝える、魅せる!―新世代ルポルタージュ指南」中公新書ラクレ、¥798
以前、本編で「レポートの作り方」を取り上げましたが、今回取り上げた武田氏の著作も同じような内容の本です。「レポートの作り方」が、「調べる」ことを中心としていたのに対し、この「調べる、伝える、魅せる!」は、それ以外の「文体」や「技術」にも目を配っています。そして何より、著者の「思い」がもっとストレートに伝わってくる本です。ただし、それがいいとか悪いとかの意味ではないですよ。サブタイトルにあるように「ルポルタージュ」を書くための本で、これは前回取り上げた「レポートの作り方」がよりアカデミックなものを想定している(アカデミックと言ってもせいぜいが卒論レベルですが)のとは、筆者の立ち位置も想定している読者層も多少異なりますから。蛇足ですが一言申し上げておきます。
 本の中でいちばん印象に残ったのは、「読みやすい文章」について書いてあるところです。ここで取り上げてある本多勝一著「日本語の作文技術」は私が文章を書く上での「座右の書」となっていて、かなり影響されたのですが(実際に効果が生まれているかどうかは別)、そこから一歩進んで、「読みやすいことがいいことなのか」を問題にしています。たとえば、蓮實重彦氏の文章、むちゃくちゃ読みにくいですよね。いつもこの人、何でこんなわかりにくくて読みにくい文章を書くのか不思議でしょうがなかったのですが、山形浩生氏の文章を引いて「結論ではなく、思考のプロセスに目を向けること」を企図していると言われると、読みにくいことにも実は意味があるのだとわかります(私、単純すぎますかね?)。また、「ツカミ」の重要性は参考になります。ブログをアップする際にはいちいち考えていませんが(笑)。
 ブログをやっている人は、たとえばこの本に書いてあるgoogleやwebの使い方については特に問題ないと思いますが、「調べる」一般の技術(たとえば図書館の使い方など)、映像技術に関する部分は参考になるかと思います。私、映画とか好きなんですけど、自分で映像を撮るところまでは到達していません。せっかくMac持ってるんだからといつも思うのですが……
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2006年08月21日

竹内薫著「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」

竹内薫著「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」光文社新書、¥735
夏休み第二弾です。帯に「飛行機はなぜ飛ぶのかを科学では説明できない」とあります。それは知りませんでした。
 科学史家による一般向け書物です。この本は「科学を過信してはいけない」こと「思いこみで判断してはいけない」ことをいろいろな例で説明してくれています。しかし投資をしているおかげで、私たちはこの本でいわれているような思考を(多少ですが)身につけているのではないでしょうか。
 科学史という学問は非常に重要で、日本では科学の上っ面だけを輸入しており、背後にある哲学の部分をなおざりにしていると筆者はいいます。では欧米で科学や工学を修めた人が皆科学の哲学的な部分を押さえているのかというと、必ずしもそうでもないような。ただし彼らは教会に行っていて、ベースが日本人とは違うというのもあると思います。哲学は「学問のための学問」的な要素が強く、実際の生活では役に立たないというような議論もあります。ともかく深く考えるというか、議論を深めようとする姿勢は感じます。それは科学史がベースにあるからというよりは、「哲学」や「宗教」がわれわれ日本人よりもっと身近なところにあるからなのだろうと思います。

 さて、この本では「思いこみで判断してはいけない」ということを繰り返し述べています。実際、投資している立場では、常にこのことを実感させられている。たとえばライブドアの株を買った人、「村上銘柄」を買った人、まさか最初から彼らの逮捕を想定していた人はいないでしょう。想定していれば買ってないでしょうから(笑)。
 「相対的に考えよ」とか「仮説を疑え」というのは真実だと思いますが、お金が絡めば保守的にもなるだろうし、自分が信じているもの以外は信じられない心理もわからないでもありません。冷静になれという方が無理な相談です。TOPIX連動の商品を買うのが正解といっても、ある時期だけを限定的に考えれば株などには投資せずに現金で持っている方が正解だったこともあります。全部終わったあとで、正解をいうのは簡単ですが、実生活ではそうはいきません。結局は程度の問題といえるかもしれません。
 しかし、さらに長い目で見れば、結局たけくらべさんがいっておられるように、「長期的に市場にとどまる」ことこそが他と比べて比較的正しいといえるのではないかと思っています。
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2006年08月14日

斎藤由多加著「ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術」

斎藤由多加著「ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術
夏休みですので、投資とはあまり関係のない本です。タイトルと「はじめに」を読んで買い。
「ゲームクリエータの発想術」というサブタイトルですが、おもしろかったです。目のつけどころは、やはり普通の人とは違うようです。
 特に第3章「行列の科学」がおもしろかった。たとえば、「本当のサービス度とは客に選択肢を与えること」(p.69)というのがあります。マクドナルドで、「フィッシュバーガーは3分間お待ちいただくことになりますが」といわれることがありますが、この質問で私たちは3分間待つのか、待たない(待てない)のか、ほかのハンバーガーに変えるのか、判断ができます。私はマクドナルドはほとんど行きませんが、これは大切ですね。よく、お店などで「要領が悪いなー」と感じることがありますが、まさにこれなのでしょう。別の場所で「情報というのは、受け手に『より有利な未来を選択する権利』を与えるもの」(p.75)ともいっておられますが、同じことですね。私自身が何らかのサービスを提供する際に、心がけておきたいと思います。なかなかできないのですけどね(笑)。
 また、ネット証券の隆盛についても、単に手数料が下がったことだけではなく、ユーザは証券会社に電話して担当者を捜すという「目に見えないコスト」の負担をいやがるからではないかという考察も納得です。いまだにこうしたコストを払うことをいとわないかたがおられるから、大手の証券会社はつぶれないのでしょう(笑)。ま、大手証券会社は端から個人投資家は相手にしていませんが(笑)。
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2006年08月01日

斎藤孝著「原稿用紙10枚を書く力」

斎藤孝著「原稿用紙10枚を書く力
ブログを書くようになったのが昨年9月後半ですから、まもなく1年になります。以来、それなりの頻度で文章を書き連ねています。
 自分の文章を読み返して、よく赤面しています。書いているときはそれほど感じませんが、「思い」ばかりが先に立ったり、あるいはレトリックがぐちゃぐちゃになってしまい、言いたいことが果たして伝わっているのかと疑問に思います。脱線したら脱線したまんま(笑)。人の文章を読んでいると、うまく書いておられると感心することが多い。私なんか、まだまだです。

 そう思い、手に取ったのがこの本。私は自分に「原稿用紙10枚を書く力」はすでに備わっていると思いますが(楽観的推測)、基本というか、バックグラウンドというか、文字を書くことに限らず、知性の根底部分が弱いというか…… そこでトレーニングのつもりで、この本を読んでみました。

 非常にすっきりしています。どうすればいいのか、手順なり手法が見通しよく配置されています。いっぱしの本読み、物書きになれるのではないかと自信がつきます(笑)。目次を読んで、プロローグを読めば、すっきり頭に入ります。
 「原稿用紙10枚」を書くためのガイドとして、この本では全体を3つの章に分けています。それは、
「1. 書くことは考える力を鍛える」、「2. 書く力とは構築力である」、「3. 「文体」を身につける」。すなわち書くことを「考えること、キーワード、キーコンセプトからレジュメによるメモの作成、文体=立ち位置を決める」に分解しています。これだけ読んでいると、思わず私も何か書きたくなってしまいます。また書けそうな気がしてきます(笑)。

 もっとも大事なのは「書きたいことがある」ことです。齋藤先生はテクニックを磨くために、映画を題材にして書くことを勧めています。しかしそうやって磨いたテクニックを、では何のために使うのか? これは書いてないです(笑)。もちろん意地悪く「書きたいことさえあれば構築力や文体は関係ない」と言ってもいい。ブログを読んでいると、そういうものも少なからずあります。しかし「人気ブログとしてアフィリエイトで儲けるためには(笑)」、それなりのものを作らなければなりません。最初のうちは熱意だけで書けますけど、いずれネタはつきますから(笑)。そこで私たちは何にすがればいいのか? それこそが「思考・構成・文体」なのです。

 といいながら、あいかわらずその場しのぎ、出たとこ勝負で文章を構築しています。ブログをはじめたのは半年以上前と書きましたが、その頃から比べて、まだ下手ですが下手なりに(経たなりに)技量は上がっている(はず。これも希望的観測)。推敲は画面上だけだし、それも熱心にやっているわけではなく、「書きなぐっている」感じです。ま、しょせんブログですから(笑)。

 という訳で、本日はすべてのブロガーにこの本を捧げたい(笑)。ちなみに今日はトータルでおよそ1,200字=原稿用紙3枚です。ほんとだ、これぐらいなら勢いだけで書けますね(笑)。次回は構成を考えながら書いてみたいですが、やらないでしょうね。しょせんブログですから(笑)。

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2006年06月15日

ジャック・バース著「スパイ的思考のススメ」

ジャック・バース著「スパイ的思考のススメ
 私たちの日常生活の中で、スパイ的思考=「スパイ脳」を持つことは大切です。
 たとえばスパイの「モスクワ・ルール」
1) 思いこみは禁物
2) いやな予感に逆らわない
3) 誰もが敵の配下である可能性を忘れるな
4) 振り向くな。近くにきっと誰かいる
5) 流れに逆らってはいけない
6) 行動パターンを固定せず、目立たないようにする
7) 敵を自己満足させろ
8) 敵に無用の刺激を与えない
9) 行動するタイミングと場所を厳選する
10) 常に複数の選択肢を用意する
すごい。これだけで、読んでよかったです。株の本じゃないのにね(笑)。

 スパイ的思考のための10のルール
1) よそ者っぽい態度を見せない
2) 所在なさそうな態度は取らない。目的がないときはなおさら注意が必要
3) 周囲にとけ込む。「いるかいないかわからない」人間になろう
4) ただの傍観者のときでも、常に評価の目を養う
5) 直感を信じて決断する。最初はまちがうこともあるが、経験を積むことが大切
6) いったん決めたら、くよくよ悩まない。ただし事後分析は欠かさず行う
7) 周囲に絶えず注意を払う。なじみの状況にあるときほど、細部を見落としやすい
8) ある程度までは「嘘も方便」
9) 疑いを打ち消すな。他人を疑うことを恥じてはいけない
10) 記憶力を鍛える

 日常生活にも応用可能なさまざまなテクニックが出てきます。
・個人情報の流失に注意。とくにゴミ。シュレッダーをかけたりして、情報の漏洩を防ぐこと。ATMの暗証番号など、要注意です。
・「旅先での注意」は必見。身分証明書のコピーを用意すること、おとり財布を用意することなどは今や常識。
・尾行の確認のしかた、隠しカメラの見つけ方などは、知っておいて損はありません。あまり使わないとは思いますが……
・ほしい情報を引き出す。大事なのは自分でしゃべるのではなく、相手にしゃべってもらうこと。ブログではなかなか難しいかも知れませんね。というか、私がけっこうしゃべっているような気もしますが(笑)。これは特に第4章「聞き出すコツと明かさないコツ」が特に参考となるでしょう。また「相手の信頼を勝ちとる11のヒント」は、日常生活でもすぐに応用可能です。
posted by zxcvaq at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ! その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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