2008年03月18日

コーチングの技術

菅原裕子著「コーチングの技術―上司と部下の人間学 」講談社現代新書、¥735

人は潜在能力を備えた存在であり、できる存在である。
人はよりよい仕事をすることを望んでいる。(p.31)

二つの人間観に裏打ちされているのがコーチングです。コーチングはうまく使うと非常に強力なツールになりますが、そのための環境も重要です。会社でいえば、社内のコミュニケーションが良好であること。また目標を設定して、そのためにどうしていくかを一緒に考える。会社の構造がヒエラルキーを崩し、フラット化していく中で、コーチングの技法は使えると思うし、私としても使えるようにはなっておきたいと思います。自分がコーチする側としても、される側としても。

 具体的な手法は、コーチングを抜きにしても、相手の話を聞くなどの場面で有効です。ばくぜんと「話を聞く」のではなく、「視線を合わせ、相づちを打つ」などのテクニックをきちんと使うことが大切です。ミラーリング、ペーシング、バックトラッキングなど、さまざまな手法や用語が出てきます。一つでも二つでも、実際の場で使うのは可能だと思います。できるところからやってみたいと思います。

 さて、コーチングとは、あくまで自分で気づく(気づかせる)ための手段です。答えは自分(その人)の中にある。手取り足取り教えるのではなく、サポートしてあげる。これはむずかしいことですよね。自分の周りを見ても、教えるか、さもなければ放任しておくかのどちらかに傾きがちです。しかし最初に述べたとおり、人には能力があり、望んでいるものなのです。それをサポートしてあげることで、その人が伸びていく。そしてその対象は他人でなくても、自分でもよいのです。

 自分をコーチすることは、すごくむずかしいと思います。できれば誰か、メンターがいたほうがよいでしょう。しかしコーチングの考えかたは、自分にこそ使ってあげるとよいと思います。自分には能力があり、そうしたいと望んでいる。前向きな考えはよい結果を生むと思いますし、ダメなら反省して次にいかせばよい。失敗を恐れて何もしないよりは、前に進むほうが、自分らしいのかなと思います。
posted by zxcvaq at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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