2008年03月31日

知的DIYの技術

中野不二男著「知的DIYの技術―木製玩具から山荘作りまで 」新潮選書、¥1,050
あえて「知的」と銘打つ、その意図は? 私にはよくわかりません。モノを作らなくなった日本人の考察などは、知的かどうかは別として、必要な作業なのでしょう。それはそれとして、モノを作るのは楽しいことですね。

 手はじめは道具。道具は重要です。市販の道具を使ってぜんぜんうまくできなかったのに、プロの道具を借りて使ったらすごくかんたんに、しかも上手にできたなんてこと、よくあります。それをプロの人が使ったら、さらに早く、きれいにできたりするので、道具ばかりを言い立ててもしょうがないのですが…… 筆者も、「電動ドリルと電動丸ノコで、私は自信と夢を持った」(p.5)そうです。私、不器用ですけど、こういうのを読むと自分でもやってみたくなります。私も中学生時代、本棚を作って賞状をもらったことがありますので(笑)、挑戦してみたいと(笑)。私としては本棚とか、自分で日常的に使うモノを作ってみたいと思っています。

 この本の中で一番興味を引いたのは、ウィークエンドハウスを自作することです。私もぜひこれに挑戦してみたい。車で2、3時間のところに土地を買って、基礎と屋根ぐらいをプロにお願いして、後はのんびり自作。「ログハウスを造る」みたいな本もありますので、2×4あたりも含めて、研究してみたいと思います。現実には、土地を買う時点で私にとってはあり得ない選択になっていますが(笑)、
 ウィークエンドハウスで何をするか? 私はぜひ野外でパーティなんかできるような環境がほしいと思っています。キャンプの経験がないのですが、そんな雰囲気。夜、星を見たり、バーベキューとか、釣った魚を焼いて食べるといった感じのことです。またウィークエンドハウスでは、ぜひ読書環境を整えたいと思います。壁に本棚を作りつけることと、PCの環境は整えたいと思います。そういう場所でブログを書いたら、きっとはかどることでしょう(笑)。すばらしいものがかけるのではないでしょうか(笑)。

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2008年03月25日

コピー用紙の裏は使うな!

村井哲之著「コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実」朝日新書、¥756
私どもの会社では、コピー用紙の裏は使っていますね。ボスがコスト削減を強く主張しています。蛍光灯はところどころで間引きされています。ボス直属で、蛍光灯がきちんと間引かれているか(笑)チェックする人間もいて、この人に辞めていただくことがもっともコスト削減になるといわれていたりします(笑)。しかもこれがまた使えない人…… そのかたが来ると現場が暗くなるので、なるべく顔を見たくないと正直思っています。

 そもそも、「コスト削減行為」そのものが現場を暗くしていると私は思っています。しかし、それはちがうとするのが本書の主張。コスト削減はもっとポジティブな考えかたに基づいていて、組織の体質強化につながり、削減されたお金を原資に、社員に還元したり、新規投資に回すなど、目的を持ち、「正しく」経費削減に取り組むべきだとしています。「組織にとって、人間の労働こそが力であり、財産です。すべての人が、持てる力や才能を存分に生かせるようにすることも、コスト削減の大きな目的といえるのです」(p.37)。自動車メーカのトヨタが、毎年前年比で2000〜3000億円のコスト削減を実施しているということですから、すごいですね。本を読むと、零細企業の我が社でもできることがたくさんあるように思います。特に契約関係はチェックしてみる必要があるのではないでしょうか? 水道光熱費、コピー機関係、通信関係などはたぶんムダがたくさん隠れていそうです。

 本を読んで、コスト削減を進める中で特に目についたのは、検証することの重要性です。検証するためにはデータの蓄積が必要ですから、大変なことはまちがいないのですが、それでもコストが十万円でも、あるいは一万円でも下がるのであれば、やってみる価値はあるのではないか。そして削減の成果は会社だけが取るのではなく、必ず社員に還元すること。これによって社員の士気も上がり、より高い次元で仕事ができるようになるとする筆者の主張には、とても説得力があります。ムダで無意味な策ではなく、的を絞って、適切な手段でコストを下げていくこと。自分にできることがないか、探します。そして会社を巻き込む努力も。

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2008年03月18日

コーチングの技術

菅原裕子著「コーチングの技術―上司と部下の人間学 」講談社現代新書、¥735

人は潜在能力を備えた存在であり、できる存在である。
人はよりよい仕事をすることを望んでいる。(p.31)

二つの人間観に裏打ちされているのがコーチングです。コーチングはうまく使うと非常に強力なツールになりますが、そのための環境も重要です。会社でいえば、社内のコミュニケーションが良好であること。また目標を設定して、そのためにどうしていくかを一緒に考える。会社の構造がヒエラルキーを崩し、フラット化していく中で、コーチングの技法は使えると思うし、私としても使えるようにはなっておきたいと思います。自分がコーチする側としても、される側としても。

 具体的な手法は、コーチングを抜きにしても、相手の話を聞くなどの場面で有効です。ばくぜんと「話を聞く」のではなく、「視線を合わせ、相づちを打つ」などのテクニックをきちんと使うことが大切です。ミラーリング、ペーシング、バックトラッキングなど、さまざまな手法や用語が出てきます。一つでも二つでも、実際の場で使うのは可能だと思います。できるところからやってみたいと思います。

 さて、コーチングとは、あくまで自分で気づく(気づかせる)ための手段です。答えは自分(その人)の中にある。手取り足取り教えるのではなく、サポートしてあげる。これはむずかしいことですよね。自分の周りを見ても、教えるか、さもなければ放任しておくかのどちらかに傾きがちです。しかし最初に述べたとおり、人には能力があり、望んでいるものなのです。それをサポートしてあげることで、その人が伸びていく。そしてその対象は他人でなくても、自分でもよいのです。

 自分をコーチすることは、すごくむずかしいと思います。できれば誰か、メンターがいたほうがよいでしょう。しかしコーチングの考えかたは、自分にこそ使ってあげるとよいと思います。自分には能力があり、そうしたいと望んでいる。前向きな考えはよい結果を生むと思いますし、ダメなら反省して次にいかせばよい。失敗を恐れて何もしないよりは、前に進むほうが、自分らしいのかなと思います。
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2008年03月06日

2008年3月の読書

1週間近く、インフルエンザで臥せておりました。暇だったのでたくさん本が読めましたが、その中で、ジャレド・ダイヤモンド著「銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎」「銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎」を読み始めました。今さらですが…… これおもしろいですね。今どき、「文明の発達した」とか「未開の」といういいかたはしませんけど、テクノロジが高度に発達した西洋文明と狩猟を中心にしている文化との違いは何かあるのか(人間の優秀さの違い?)。ピサロがインカ帝国を滅ぼした。ではなぜ、逆にインカ帝国がスペインに攻め込むことがなかったのか? ピサロがインカ帝国を滅ぼしたのは天然痘が原因であるというのもよく聞くのですが、ではなぜヨーロッパには天然痘のような病気があり、インカにはなかったのか? ヨーロッパが他の大陸を征服した原因はタイトルにあるとおりなのですが、そのストーリーたるや、一大スペクタクル! この本が出版されたときから、ずいぶんおもしろい本だとは聞いていましたが、こんなことならもっと早くに読んでおけばよかったと思いました。と、こんな後悔ばかりしているのですが(笑)。

 今月は今のところこれぐらいです。休んでいる間にいくつか本が読めましたので、そのうち本編からアップしていきたいと思っています。
posted by zxcvaq at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月の予告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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