2008年02月11日

マインドマップ

トニー・ブザン著「ザ・マインドマップ」、ダイヤモンド社、¥2,310
マインドマップ(以下MMと略)は、思考の強力なツールになると私も実感しています。実はこのブログ、見よう見まねで作ってみたMMを見ながら口述筆記しています。こういうことがシロートの私にでも、曲がりなりにもできるのは、まさにMMの真骨頂とするところでしょう。今まででも、メモを見ながらこういうことは可能だったのかもしれません。しかし常に全体感を持ちながら細部の話ができるのは、MMのおかげだと思います。

 たとえば本の内容をまとめるときなどは、章立てなどをマインドマップにしておくだけで、論理の構造が頭に入り、筆者の主張や全体理解、全体と細部の関係がよくわかるようになります。また、頭に湧いてきた発想をそのままMMにしていますので(ひとりブレストみたいな感じ?)、口述筆記などもラクです。
 いっぽうで、MMの巧拙というのはあるのかなと思います。実際私は、本に挙がっている事例をいくつか読んで、とりあえず作ってみたのですが、これが正しいMMなのかといわれたらよくわからない。「MMの正しさ」とは、第一に正確な理解、第二に発想の自由な展開だと思いますが、たぶん同じ題材に対して2度、3度とMMを作ってみると、「より上手に」MMが作れることでしょう。人に見せるという意味でも、回数を重ねるごとによりきれいに、上手に作れるようになるだろうと思います。

 私はこのMMを、マルマンのA4スケッチブックに書いています。罫線の入っていない白い紙はいろいろ便利に使えますね。普段持ち歩いている手帳はA5サイズですが、MMにはちょっと小さいかと思います(見開き1ページを使って、MMできないことはないですが、やはり紙は大きいほうがいいでしょう)。MMをするなら、なるべく大きい紙を持ち歩くほうがよいと思いますが、あまり大きいと今度は持ち運びに不便ですから、やはりA4またはB4ぐらいに落ち着くのかなと思います。
 ついでに書いておくと、MMのようなツールを有効に活かすためにも、普段使う文房具の重要性は強調しておきたいと思います。自分の発想を強く促してくれるような書きやすいペンとか手帳、私はこれまで「女の子が使うようなもの」と、ちょっとバカにしてきたようなところもあるのですが、そうじゃないんだと。文房具屋さんでいろいろ吟味している男性というのはあまりいないような気がしていますが(そうでもないのかな? よく知りません)、そもそも文房具を眺めるのって楽しいですね。毎月とか毎週とか、定期的に文房具屋さんをのぞくほどの必要はないでしょうけど、ときどき顔を出してみると、おもしろい道具がたくさんあることに気がつきます。それらは実は、いずれも自分の発想を豊かにするための思考のツールで、湧いてくる発想を活かせる道具なのだということを認識するべきです。スケッチブックにしても、マルマンのありふれたものよりも(これはこれでオシャレかもしれませんが)、よりカッコイイものを使うことでさらに冴えた発想が浮かぶのかもしれません!
posted by zxcvaq at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆(必読!) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

2008年2月の読書

2008年2月の読書
いよいよ、福岡伸一著「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)」購入し、読み始めています。おもしろい! どなたかが書評で、「ミステリを読んでいるようだ」とおっしゃっていましたが、本当にその通り。息もつかせぬ展開に、ただただページをめくるだけです。このかた、作家になられるといいのではないかと思います。きっと瀬名秀明氏みたいなベストセラー作家に、なれるのではないでしょうか? すでにどこかの出版社がアプローチしているのではないかと推測しますが……
 プロローグ、「生命というあり方には、パーツが張り合わせられて作られるプラモデルのようなアナロジーでは説明不可能な重要な特性が存在している」(p.7)あたりからすでにワクワク感に火がつき、読者の好奇心をあおります。

 平野啓一郎著「本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)」。「ウェブ人間論 (新潮新書)」で梅田氏との対談がきっかけで、この本を手に入れました。私たちは「本の読みかた」など、これまで教わってきていません。たくさん読むことで、ある程度読めるようにはなると思います。だからきっとこの本を読んで、「そりゃーちがうだろっ!」などとつっこむこともあるのではないかと思うのですが、それこそが平野氏の言う「スローリーディング」の醍醐味だろうと思います。

 この平野氏の本を手に入れて数日後、ふと図書館で鶴見俊輔著「読んだ本はどこへいったか」を見つけました。読んだ本はどこへいったのか? 私の頭の中? 著者が精魂込めて書いた本を、私たちは読み飛ばしていないでしょうか? 私自身が大いに反省するところあり、この本を読んでみることにしました。地味な本、あまり借りた人がいないような雰囲気ですが、よい本と出会えたのではないかという予感にひたっています。

 さて、こうした流れとあまり、といいますかぜんぜん関係ないのですが、ロン・クラーク著「あたりまえだけど、とても大切なこと―子どものためのルールブック」を購入しました。同じ著者が、同じような本を何冊か書いておられるようですが、とりあえず一番読みがいのありそうなのを買いました。ここに書いてあるようなこと、学校でも教えてくれていると思うのですが、50のルールを目次で読んで、改めて自分に(大人に)必要なのではないかと思います。実際、ルール違反している人はたくさんいますね(笑)。子どもに聞かせ、子どもに守らせる以前に、自分のこととして読みたいと思います。

 最後に、楽しみのための本。ずっと以前に出版された本ですが、マイケル・ルイス著「マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫)」。原著は2003年、訳もそれほど離れることなく日本でも出されたと思います。私が手に入れたのは2006年出版の文庫版。丸谷才一が解説を書いています。きっとおもしろいハズ! 暇なときはありませんが、野球シーズンが始まるまでに読めたらと思っています。
 
posted by zxcvaq at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月の予告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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